大吾くんは桜かもしれない

 「幸せでいてくれてますか?」

煽りと呼んで良いのかすらわからないほどの優しさに溢れる、ライブでの決まり文句。

大吾くんにしか作れない、大吾くんだけの言葉たち。

 

だけど一度だけ大吾くんの言葉でモヤモヤしたことがあって。2018年のなにわ男子結成直後の新聞の取材で、自分は花じゃなくて茎だったと言ったんです。そして今はまだ蕾だと。

それがすごく悔しくて。自分が応援している人が花じゃないわけないって。松竹座に立つ大吾くんもコンサートで歌って踊る大吾くんも4人で笑う大吾くんも7人で笑う大吾くんも。そして私の知らない小さい頃の大吾くんも。

 

でも最近、大吾くんの10周年に何を伝えようか考えているときに気づいたんです。

 

大吾くんは桜なのかもしれないって。

 

入所したての頃、咲いた一輪の花。初のレギュラー番組にやる気が出始めた頃に咲き始めた花。松竹座のど真ん中で儚く咲き誇った花。別れに想いを馳せて咲いた花。仲間を守るために咲いた花。仲間に支えられて咲いた花。

 

大吾くんはもしかしたら気づいていないかもしれないけれど、近くで見るといっぱい咲いているんだよ。

 

そして私たちは気づいていないけれど、まだ咲いていない蕾がたくさんあるんだろうなあ。

 

大吾くんという桜が満開になったときにはきっと、周りには今よりもたくさんの人がいて、幸せにするんだろうなあと思っています。その姿を見てみたい。わがままかもしれないけれど近くで見ていたいんです。

モヤモヤがなくなりました。やっぱり大吾くんの言葉に間違いはない。

 

「我々はあなたのことを見ることができていないわけです。正直ズルイです。」

雑誌の取材でくれた言葉。苦しいほど胸が締め付けられて、悔しいほどに嬉しくなった。

早くまた会いたい。綺麗な花を近くで見たいよ。その日が来るまでいろんなコンテンツで活躍する大吾くんを見て癒されます。

 

大吾くん、幸せでいてくれていますか?

どうか健康でいてください。

10周年おめでとうございます!!!!!!

 

かしこ。